無線アクセスポイントを使えるようにする調べ中

Kernel 2.6.18 以降には zd1211rw というドライバが含まれているが、これは未だ Master モード (i.e. AP) をサポートしていない(参照:zd1211rw Status; Master mode: "not yet")。

#include カーネルモジュールのソース中にある場合、2.6.19 以降の
カーネルでは以下のエラーになってしまう。

error: linux/config.h: No such file or directory
2.6.19からは deprecate だそうな。

http://www.mail-archive.com/arch@archlinux.org/msg09210.html

config.h じゃなくて autoconf.h を include しろとのこと。

87:1:2010/03/03(水) 09:39:49 id:BzWQ0ki4
無線LANの件、ついに完全解決した☆☆☆。

根本的な解決策を講じないと駄目だと判断し、
ehci_hcdやzd1211rwの最新情報を探し回った。

Vendor Driverであるzd1211の最新版を試そうとしたが、
r6040.koの時と同様、kernel 2.6.31ではmakeが通らない。

さらに情報を探し回ったところ、次のサイトを発見した。
http://old.nabble.com/AP-mode-for-zd1211-won%27t-build-on-2.6.31.6-td27201730.html#a27201730
半信半疑でpatch setを当ててmakeしたところ、makeが完了した。
そして生成された2つのモジュールファイルのうち、
zd1211b.koをロードしたところ、みごとGW-US54GXSが動作した!☆。

ehci_hcdを殺さなくても大丈夫で、そのためkernel再構築作業は必要無い。
Xubuntu 9.10をインストールしたままの2.6.31-14-genericでも、
upgradeした2.6.31-19-genericでも問題なく使えている。
挿したままXubuntuを立ち上げて即接続してくれるから、
抜き差しは必要無くなった。これでやっとGW-US54GXSを内蔵させられる(感涙)。

さっそくGW-US54GXSをEduBookの内部USBポーチに接続した。
内部USBポーチはそれほど広くないので、GW-US54GXSが接続出来るかどうか
心配だったが、ジャストサイズで内蔵させる事が出来た。
やっと裏蓋をネジ止め出来た。邪魔なでっぱりだったGW-US54GXSが内蔵されて、
取り扱いが非常に楽になった♪。

これでようやく、EduBookを実運用させられる。
シャットダウンPower Offが出来ない問題は残っているが、運用上大きな支障ではないから
目をつぶる事にする。

ほとんどの問題が解決したので、今後は書き込みは少なくなると思う。
長らくのおつきあい、本当にありがとうございました。

/etc/modprobe.confには

alias eth1 zd1211rw
の一行を追加。


無線のアクセスポイントが表示される

# iwlist wlan0 scanning
$ grep -A4 PLANEX /usr/share/misc/usb.ids 
2019 PLANEX 
    3220 GW-US11S WLAN 
    5303 GW-US54GXS 
    ab01 GW-US54HP 
    ab50 GW-US54Mini2
  • 無線ネットワークの設定。
    • ubuntu右上のアイコンをクリック。
    • 新しい無線ネットワークを作成
    • 接続:新規、ネットワーク名:任意、無線セキュリティ:なし
  • 検索ワード
    • iwconfig wlan0 mode Master